懐かしい歌を聞いて、当時の気持ちを思い出すって、よくあることだと思います。
今日、打ち合わせ中に話題になったみかんの味。 すっぱいのが好きなんです、と。 我が家ではみかんを作っていまして、味は濃いめ、酸味強め、甘味強め、皮厚め。 最近はハウスみかんが出回っていて、皮が薄くて、どれも甘ーいですよね。うちのみかんは太刀打ちできないと思ってしまうのですが、懲りずにいちごの季節にみかんも直売しています。 味を聞かれると「野生的です」とお答えしていますが、好きな方は何度もリピートしてくださるんです。もしかしたら、懐かしい味なのかなぁと思ってました。 なぜなら、実は私も好きな味。 私の父方の実家が、和歌山で農家をしていて、みかんも作っていたんです。お正月に帰省すると、親戚みんなでわいわいコタツに入って紅白を見ながら、美味しいみかんを手が黄色くなるくらい食べていて。その時の記憶が蘇るんです。 美味しいと楽しいが結びついていて、その味が当時の楽しい記憶と感情を呼び起こすのかもしれません。エピソードは、味、匂い、見えるもの、音、触り心地、そういった五感もともに記憶されるものだと、昔本で読んだことがあります。そして、五感から当時の記憶が呼び起こされることがあると。 そういう記憶ってありませんか? 私の母親方の実家は香川で、季節になると文旦が送られてきていたんです。あまりの美味しさに、母が皮を剥いてる間にどんどん弟が食べてしまうので、私たちが食べられず、、見かねた母が、弟が一個食べるたびに、部屋の隅まで弟を走らせて、戻ってからおかわりさせていたな、とか。 我が家のいちごやブルーベリーも、そんな幸せな記憶を呼び起こす何かになったら嬉しいなぁと思います。 もし来てくれた方が何十年後かに、いちごの味や、香りから、お母さんやお父さんの笑顔、お子さんの笑顔、楽しかった気持ちを思い出してもらえるような体験を提供できたら、、、密やかな私の夢です。
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6/28/2023 0 コメント たまねぎ糀その後、、、この間のワークショップで作った玉ねぎ糀!
毎日かき混ぜて、お世話しながら、およそ1週間でいい色、いい香りになり、完成しました㊗️ さっそく、ドレッシングを作りましたよ! 家にあったごま油、お酢、砂糖、すりごまを混ぜて中華ドレッシングに!!! まるでお店の味なんです!!家にあるもので簡単にできるのが嬉しい! そして、スープにも! ワークショップで試食させてもらったスープがあまりにも美味しくて^_^ 作っちゃいました。家族にも好評でした! さらにハンバーグ!! いつものハンバーグに混ぜるだけなのに、焼いたら肉汁ドバーッ!!感動体験。味は肉肉しいといよりは優しいお味のなっていたように思います。 からの、唐揚げ! 玉ねぎ糀に漬けたお肉が柔らかくなって、塩味もほどよくついて、とってもジューシーな唐揚げで美味しくいただきました!! あっという間にこの間作ったひと瓶がほぼ空に(°_°) 我が家は、写真をとる間もなく美味しいものを平らげてしまうので、写真を撮れませんでしたが、玉ねぎ糀の素晴らしさ伝わりましたか?? 早速次のを仕込もう!!と思います!! 講師の武田さん、ありがとうございました^_^ ビバ!!!玉ねぎ糀!!! 6/9/2023 0 コメント 大畔(おおぐろ)めぐり果季の樹がある大畔(おおぐろ)
時間よりはやく農園に着いてしまった!お腹いっぱいだからお散歩もしたいという方に、大畔の見どころを少し紹介します。 1、おおぐろの森 農園と中学校の間の道を奥に進むとおおぐろの森の入り口が。階段を降りるとまるで避暑地。小川の流れる森の散策路があります。進むと湧き水の池も。ここは季節になるとホタルが見えますよ! 2、おおぐろの森小学校と中学校 いちごを始めた頃とは様変わり。タイムスリップをしたようなのどかな風景が広がっていましたが、今ではモダンな小学校と中学校に囲まれています。3階建の校舎は木造建築で、賞も受賞しているそうです。今時の学校って、こんなに素敵なんだ!と見応えがあります。 3、森の美術館さん そのおおぐろの森小学校の先、中学校の向かい側に「森の美術館」さんがあります。実は、うちのいちごの常連さんです。コロナの時期は、予約が必要で、飲食もできなかったのですが、やっと通常通りの営業となったそうです。 シーズンごとに展示がかわり、企画展や催し物も。ぜひ、チェックしてみてください。竹林に囲まれて、ゆっくりとした時間が流れています。静かに絵をみる時間も、絵を見た後にお庭を眺めながらコーヒーを頂く時間も素晴らしいです。ちなみに、コーヒー代は入館料に含まれています。 https://morino-bijutsukan.com/ 4、天神さま 森の美術館さんを超えて、細道を進むとT字路が。左に曲がると左手に神社があります。大畔の守り神、天神様です。厳かな雰囲気の神社です。 5、入江農園さん 先ほどのT字路から農園に戻る途中、左に曲がると、しいたけで有名な入江農園さんがあります。金土日の午前中、直売所で直売をされているそうです。とっても肉厚でジューシーなしいたけです。 ぜひ、巡ってみてください 去年の今頃。明日収穫しようと思っていたところの実が、翌日になるとなくなっている怪。雨が降った後の畑を見てみると、かわいい足跡が🐾
箱罠をしかけてみると、かかったのは、アライグマでした。仕方なく、しばらく閉園になったのでした。 アライグマは、春に出産し、初夏ごろまでは母子で行動するそう。アライグマが家族でブルーベリーを食べていたのでした。 調べてみると、アライグマは特定外来種に指定されています。名前の通り、日本固有の種ではありません。「アライグマラスカル」が昔流行ったのを覚えている方もいらっしゃるでしょうか。こぞって外国から輸入して、ペットにした方が多くいたようです。とはいえ、アライグマは可愛い見た目に反して、凶暴な性格。。。手に負えなくなって、森に放ち、野生化したアライグマが農作物などに大きな被害を与えているとのこと。 とはいえ、アライグマには罪はありません。が、私たちは対策をしていかなければなりません。ということで、昨年より、電気柵をブルーベリー畑の周りに設置しています。 夜だけ電流が流れるようにしていますが、今のところ効果は抜群です! まだ流山では聞きませんが、キョンも、千葉の南の方で繁殖して被害を与えていると聞いたことがあります。前に柏の手作り博物館さんの方を講師に娘とキョンのレザーでアクセサリーを作って害獣について学んだことがありました。まさか、我が家も当事者となるとは思いませんでしたが、いろいろ考えさせられたのでした。 6/9/2023 0 コメント 食べ比べ、そして、味覚・観察眼育てずっと放置していたblogですが、徒然なるままにもう少し思ったこと考えていることをざっくばらんに書いてみようと思い、気まぐれで再開します(これだけ放置していて、読者はいないかもしれませんが(^^;;
果季の樹では、こじんまりした規模ながらも、いちご6種類、ブルーベリー10種類栽培しています! 特に、摘み取りでは、食べ比べって楽しい!!、家族やお友達とわいわい話しながら、自分の“推し”を見つけて欲しい、との思いから、たくさんの品種の食べ比べを始めました。 あるとき、お客様から「娘が味の違いのわかる女になったよ」と後日談を頂きました! そういえば、似たようなものと捉えられていたものが、違いを知ることで、区別されていくことを概念の発達っていったなぁと。 赤ちゃんははじめ犬も猫も馬も区別がつきません。足が4本ある動物という認識で全部「ワンワン」と呼んだりしてます。でも、成長して観る目が育っていくうちに、各動物の違いを認識し、犬は犬、猫は猫、馬は馬と差別化できるようになっていきますよね。 いちごやブルーベリーはどうでしょう!? いちごもブルーベリーも、品種によって形の特徴も、味も違っています。ひとつの品種だけを食べていたら、「甘い」「酸っぱい」くらいの違いかもしれませんが、いろいろ食べ比べることで味の深み、果実味、芳醇さの違いに気がつきます。知らず知らずのうちに味覚を育てているのかもしれませんね!そしてぜひ品種による大きさや形の違いにも着目してください^_^お子さんの観察眼を楽しく育てられるかもしれません! 私も農業を始めて、いちごの違い、ブルーベリーの違いがわかる大人になりました。大人になっても発達しますね(笑) とはいえ、「育てるぞー」って意気込むと、大抵はうまくいかないと我が子の子育てで実感してますので、楽しく違いを探して味わってみてくださいね!! 6/8/2023 0 コメント 玉ねぎ糀作りワークショップ!connect nagareyamaさん、武田ゆり恵さんと一緒に、当園の朝採れ新玉ねぎを使った「玉ねぎ糀づくりワークショップ」を行いました。
玉ねぎ糀を実際に作ったり、糀のお世話の仕方や、糀にまつわる知識、玉ねぎの効能のレクチャーあり、玉ねぎ糀を使ったレシピの試食ありと贅沢な内容で、私たちの身体を作る食について考える機会となりました。 玉ねぎ糀があれば、バリエーション豊かな、まるでお店で出てくるようなドレッシングがお家で作れます! 参加してくださった皆様、心からありがとうございましたm(_ _)m |